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【RICOH THETA V】ライダー目線で4K・360度カメラをレビュー!

RICOH THETA V

どもです、人間を愛することは苦手だけど、バイクとガジェットは無条件で愛せる男、さすライダー(@SasuRider0420)です。

今回はそんな僕が発狂レベルで萌えぇ〜!なアイテム「360度カメラ」をお借りして使う機会に恵まれたので、早速「ライダー目線でレビューしてみたYO」ってな記事です。

ちなみにモノは「RICOH THETA V」で、エンタメはもちろんビジネスシーンでも活用されている、まるで僕のような人気者です!

そもそも360度カメラって何なのよ?

ここ数年で一気に知名度が上がった感のある「360度カメラ(別名:全天球カメラ)」ですが、これは名前通り「360度全てを撮影できるカメラ」のことです!

具体的にはカメラの前後にレンズが付いていて、どちらも「超広角仕様」になっているので、撮影データを合わせれば360度になるんだぜ!えっへん!ってな仕組みです。

そして、この撮影データの合成処理のことを「ステッチング」と呼びますが「それをカメラが自動で行ってくれる=シャッターボタンを押せば誰でも360度撮影ができる!」のが現代の360度カメラなんです。

、、、う〜ん、ちょっと何言ってるか分からない、、、そうですか、、、では百聞は一見に如かずなので、まずは今回紹介する360度カメラ「RICOH THETA V」で実際に撮った写真をご覧下さい、、、ほらほら?イケメンな僕とGS号が360度で鑑賞できますよ、奥さん?

撮影:砂川オアシスパーク – Spherical Image – RICOH THETA

RICOH THETA Vって何なのさ?

今回レビューする360度カメラ「RICOH THETA V」は、誰でもワンタッチで360度写真・動画が簡単に撮れちゃう、、、しかも「4K画質で!」そんな素敵ガジェットです。

実は「RICOH THETAシリーズ」は、2013年に世界初の360度カメラとして発売された、要は元祖なんです!

現在は最高性能の「TEHTA Z1」と、今回紹介するミドルクラスの「THETA V」、それからエントリーモデルの「THETA SC2」が主なラインアップとなっております。

ちなみに今回僕が「THETA V」を選んだお借りした理由は、動画性能がZ1に迫る勢いながら、庶民が現実的に買える価格であることです(重要)

RICOH THETA V
これが「THETA V」です、決してラピュタのヒロインではありません
リトルプラネット
みんな大好き「リトルプラネット」も簡単に撮影出来ちゃいます

RICOH THETA Vの開封の儀とサイズ感・各部の説明

おNewなガジェットをゲットした者が執り行う、決して避けては通れない闇の儀式(?)それが開封の儀です!

ってことで、早速THETA Vを開封してみたら、出てきたのは「本体、ソフトケース、USBケーブル、マニュアル一式」と実にシンプルですが、逆にこれ以上必要な物はないですね(Simple is best)

ちなみに今回は専用の自撮り棒「TM-3」も合わせてお借りしてみましたYO

RICOH THETA V
実にシンプルな内容です
RICOH THETA Stick TM-3
こちらがTHETA専用の自撮り棒「TM-3」です (伸びます)

本体のサイズ感について

箱から出てきたTHETA Vを見て、まずはじめに思ったことが「凄くコンパクト」それから手に取って思ったことが「OH、ライトウエイト」です!

大きさ的にはiPhoneSE(第二世代)とそんなに変わりがなく、数値的には「幅:45.2mm × 高さ130.6mm × 奥行き:22.9mm」となっています。

これならウエストバックなら余裕、ライジャケによってはメインポケットにも入る大きさですし、重量も121gとめっちゃ軽いですYO

RICOH THETA V
iPhoneSEとほぼ変わらないコンパクトさにビックリ

本体の各部の説明

THETA Vの本体の右横には「電源ボタン、WiFiボタン、Modeボタン(写真・動画切り替え)」が付いていて、底面には「マイク端子、充電・データ転送端子(マイクロUSB)、三脚用の穴」があります。

そして360度カメラの特徴、前後2つのレンズはなかなかゴツいのが付いてますが、床に置くとレンズがガッツリと設置しちゃうので、基本はソフトケースに入れて保管した方が良さそうです。

RICOH THETA V
本体の横には3つのボタン
RICOH THETA V
底面はこんな感じです
THETA V
ソフトケースに入れて置きましょう

THETA Vの使い方を解説

THETA Vの使い方は驚くほどに簡単で「俺っち、どうもガジェットとか苦手で、、、アナログバンザイ\(^-^)/」ってなライダーでも問題なく使えると思います。

具体的は「電源ONしてシャッターボタンを押すだけ」はい、これで終了です、全然盛ってません、マジでこれだけです。

強いて言えばModeボタンで写真か動画を選ぶ操作は必要ですが、とりあえず何か撮るなら電源ONから〜の、シャッターボタンポチっ!だけで全然OKです!

RICOH THETA V
電源入れてシャッターボタン(中央の丸いの)を押すだけ
RICOH THETA V
カメラマークが点灯:写真モード(+WiFiがONの状態)
RICOH THETA V
ビデオマークが点灯:動画モード(+WiFiがONの状態)

これが通常のカメラであれば、まずは被写体にレンズを向ける必要がありますが、これは360度カメラなので、レンズを被写体に向けなくても(被写体が一定の空間内にあれば)シャッターボタンを押してOKです!

だって、後から撮った写真や動画をクルクル回せば、どこかに必ず被写体が写っているからです、、、が、なんかピンとこないですよね、、、だから分かりやすいサンプルを用意しましたYO

下の写真は撮影者の目つきの悪い奥様が、被写体の僕とは逆向きで(本人は僕が見えてない)撮影していますが、360度なので僕がちゃんと写ってます!

羽幌のオロロン鳥と記念撮影 – Spherical Image – RICOH THETA

どうですか?なんとなく分かってきましたか?

あとは撮影モードが写真か動画なのかの違いくらいで、普通のカメラと操作はさほど変わりありません!

そうそう、THETA Vは撮影データを内部メモリ(19GB)に保存するので、SDカードが不要でございます。

専用アプリとの連携について

普通のデジカメみたいに、プレビューしながら撮影したい場合もあると思うので、そんな時は専用アプリ「RICOH THETA」をスマホにDLして、WiFiモードONでカメラと繋げばOKです。

更にアプリでは写真や動画の画質、カメラに詳しい人ならシャッタースピードやISO、ホワイトバランス等の調整も出来るので「俺っちはガジェットで色々試したい派だぜ?」ってライダーはより深く楽しめますYO

THETAアプリ
アプリストアで「THETA」と検索すれば出てきます
THETAアプリ
THETAのSSID(WiFiの名前)はこんな感じです
THETAアプリ
アプリでプレビューしながら撮影できます(自分が写ってるのが不思議)
THETAアプリ
カメラの設定はアプリで色々いじれます
THETAアプリ
もちろん画質も選べます(男なら黙って4K)

シャッターはカメラのボタンを直接押しても、アプリ上のシャッターボタンを押してもOKですし、もちろんセルフタイマーの設定もできちゃいます。

ちなみに動画の場合はプレビューしながら撮影できないのでご注意を、、、って、結局360度撮れちゃうので、あまりプレビューする意味がないんですけどね、、、w

THETAアプリ
動画を撮ってる時はこうなります
THETAアプリ
撮影データはそのままスマホに転送できます

撮影データのPCへの転送について

撮影データはアプリからスマホに転送することができますが、動画だとちょいと時間がかかるので、家に帰ったらPCに転送するのが無難です。

具体的にはPC用の専用アプリをDLした後で、カメラをUSBケーブルで繋げばデータのコピーができます!

THETA Vの端子はマイクロUSBなので、MacBookの場合は「マイクロUSB→TypeC変換ケーブル(コネクタ)」が必要になりますYO

THETAアプリ
専用アプリじゃないとファイル操作ができません(finderには表示されません)

THETA Vをバイクにマウントする方法

いやっほ〜い、凄く面白いカメラを借りちゃったから、早速GS号で撮影ツーリングに行ってみようかな、、、って、、、ええ?GoProマウントが使えないの!?

、、、これは凄く盲点でした、、、ライダーならきっとこの感覚が分かってもらえると思います。

「アクションカメラや360度カメラは全てGoProのマウントが流用できる」僕は今までその考えで問題がなかったですが、ところがTHETA Vは一般的な三脚マウントのネジ穴しかありません(汗)

だからと言って新たに適合するマウントを買うのは勿体無い、、、ってことで、困った時のAmazon様を漁ったら出てきました「GoProマウント変換アダプタ」ってやつがね(発見系きらり)

GoProマウント変換アダプター
GoProマウント変換アダプタぁ〜(ドラえもん風)

これは「三脚のネジ穴をGoProマウント部に変換できる代物」で、Amazonを漁れば大量に類似品が出てきます!

これを使えばTHETA VをGoProマウントに載せることが可能で、今までのマウント資産が無駄にならないってわけです。

ちなみに僕の買った商品のリンクを貼っておきますが、特に他のものでも問題ないと思います、、、が!極端に安いものは避けた方が無難です(壊れてカメラが落ちたら大変です)

これで晴れてGoProマウントが使えるようになったので、僕はTHETA VをGS号のブレーキフルードのリザーバータンクの上にマウントしましたYO

理由は前方も後方も視界が良好な場所だし、イケメンな僕も映るだろうし、手を伸ばせば届くから操作もラクチンだと思ったからです。

唯一スクリーンとの干渉が怖かったですが、幸いハンドルフルロックでも当たることはありませんでした!

とは言っても、最初はぶっちゃけ落ちないかちょっと不安でしたが、、、これで数回の街乗り、2日間のツーリングを試しても問題なかったです。

RICOH THETA V
THETA Vに変換アダプタを装着(赤が好きな僕)
GoProマウント変換アダプター
リザーバータンクに貼り付けたGoProマウントにシャキーン!
RICOH THETA V
ここに陣取りましたYO
RICOH THETA V
ネジくるくるで取り外しも楽ちんです

実際にバイクでTHETA Vを使って分かったこと

さてさて、ここまでカナ〜り長かったですが、いよいよココからがこの記事の本番です!

ぶっちゃけバイクで使ってみてどうなの?ってことをあれこれ検証してみたので、良い点と悪い点をそれぞれ解説していきますね。

条件としては乗車中は常にマウント、バイクを降りて撮影する時は専用自撮り棒のTM-3を使用、写真も動画も画質は4K固定でございます。

RICOH THETA V
ライダーならバイクで使ってなんぼのもんじゃい!

GOOD:アングルを気にしなくて良い!しかも4K!

これはもう360度カメラをバイクで使う1番のメリットかもしれません!

GoProならマウント場所によって撮れる映像が異なりますが、ところがTHETA Vはどこにマウントしても360度撮れるわけです。

ぶっちゃけアングルという概念がなく、レンズの周りに遮るものさえなければ、一般的な走行動画はもちろん、ライダー自身も撮れるし、バイクの横も後ろも、あ・ん・な・と・こ・ろも、全部いっぺんに、、、しかも美しい4K画質で撮れちゃいます。

ってか、今までは写真だけで、まだTHETA Vで撮った動画をお見せしていませんでしたね、、、これを見れば今言ったことが簡単に分かると思います(音量は下げてご覧下さい)

オロロンライン走行動画 – Spherical Image – RICOH THETA

GOOD:5分間連続で動画を撮影してくれる

THETA Vは一度シャッターボタンを押すと、途中でキャンセルしない限りは、5分間連続で動画を撮影してくれます(25分にも設定できます)

今から海沿いを走る、ワインディングを走る、〇〇ロードを走る!なんて時は、突入する前にシャッターボタンを押せば、勝手に5分間撮ってくれるので便利です!

ちなみに4K動画だと大体40分くらい保存できるので、1回5分だとして1日8回くらいの動画を撮れる計算になります。

オロロンライン
こういう場所に来たらシャッターボタンを押して走る!

GOOD:手振れ補正がかなり効く

THETA VはGoProと違って背が高いので、走行中に結構ブルブルしてたんですよね、、、

正直「これじゃ動画もブレブレなんだろうな、、、」と思っていたら、手振れ補正がかなり優秀でした!

今回はあくまで1箇所のマウントしか試していませんが、もっと振動の少ない場所だと相当ヌルサクな動画を撮れると思います。

RICOH THETA V
揺れる場所でも滑らかな映像が撮れます

GOOD:バイクを降りての撮影・夜間撮影も綺麗に撮れる

ツーリング中は走行動画だけではなく、バイクを降りている時も写真や動画を撮りますよね!

これが専用の自撮り棒との組み合わせで、走行動画と同じくブレの少ない綺麗な4K撮影ができるので、絶景スポット好きには堪らない感じです。

ちなみに自撮り棒を真上に上げて撮影をすれば、自撮り棒自体が映らないですYO(下の写真参照)

撮影場所:砂川オアシスパーク – Spherical Image – RICOH THETA

撮影場所:初山別みさき台公園キャンプ場 – Spherical Image – RICOH THETA

RICOH THETA V
自撮り棒は高く掲げましょう!

それからTHETA Vの特徴として「夜間撮影が可能」というポイントがあるのですが、実際に星空が綺麗なキャンプ場に泊まって試してみたところ、確かに星空を写すことができました!

ちなみに僕は普段iPhoneオンリーカメラマンなので、カメラの基礎知識がほぼなく、夜間撮影なんて未知の世界です。

なので、THETAの使い方ページを参照しながら、マニュアルモードでISOを800、シャッタースピードを30秒に設定し撮影してみました。

結果としては「美しい星空」という感じではないですが、それらしきものは撮影できちゃったので、カメラに詳しい人なら相当綺麗な夜間撮影ができると思います(素人の僕がちょっと調べただけで撮れたので)

初山別みさき台公園キャンプ場
後ろに人が沢山写っているので、2D写真で失礼します

GOOD:バッテリーがかなり持つ

いくら素敵なカメラでも、バッテリーの持ちが悪いとバイクツーリングでは致命的です(汗)

その点、THETA Vのバッテリーはかなり持つという印象で、僕が今回検証した限りでは、走行中は常に電源ON(後に説明するスリープモード含む)随時撮影をするというスタイルで、大体1時間で20パーセントくらいの消費量でした。

つまり、計算上は5時間くらいバッテリーが持つという結果となり、これはなかなか凄いのではと思います!

例えば、暫く市街地の時は電源をオフにするなど(どうせ良い絵が撮れない)簡単工夫でツーリング中のバッテリー切れの心配はないと思います(僕は1日余裕で持ちました)

RICOH THETA V
充電はマイクロUSBケーブルで行います(モバイルバッテリーOK)

BAD:走行中の操作はちょっと厳しい(スリープモードの存在)

THETA Vの横にある電源ボタンはとても小さいので、グローブをしながら操作するのはなかなか困難です。

少なくても運転中に操作するのは難しく、予め電源ONでシャッターボタンを押すだけの状態にするのがベストです(シャッターボタンはグローブしたまま押せます)

しかし、THETA Vは一定時間操作が無いとスリープモード(省電力モード)に入るのですが、復帰には再び電源ボタンを押す必要があります、、、つまり「ここからの走行動画を撮りたい」と思ったら、一旦停車して電源ON、シャッターボタンを押して走り出すのが無難です。

ちなみにスリープモードはOFFにすることも出来ますし、入るまでの時間を長くすることも出来ますが、その分バッテリーの消費が激しくなるので悩みどころです。

RICOH THETA V
本体横の電源ボタンはグローブしてると押し難いです

BAD:防水仕様ではない

残念ながらTHETA Vは防水仕様ではなく、ライダーとしてはここがネックとなります。

何故ならツーリング中の雨って、突然降ってくるもので、、、その時すぐに停車できない状況だと、そのままカメラが濡れてオジャン、、、な可能性があるからです。

今回僕は借り物ということで、絶対に雨が降らないであろう日に撮影を決行しましたが、それでもちょっと雲が出ている箇所には正直焦りました(笑)

しかし、これは「専用の防水ケース」を購入することで解決できますので、少なくてもロングツーリングで使う場合は必須で用意した方がいいと思います。

まとめ:360度カメラでツーリングの楽しみ広がる

いやぁ〜面白いですね360度カメラ、ガジェット好きとしては「マジで恋する5秒前(いい加減ネタが古い)」状態です!

なんせ「空間自体を撮影できるので」2Dでは決して得られない面白さがありますし、例外なくナルシスターのライダーとしては、運転している自分を撮れるのが萌えポイントです(愛車を颯爽と運転する俺っち、っふ、決まったな)

僕はクセのある難しいガジェットも嫌いじゃないですが、、、THETA Vはとてもシンプルで使いやすいし、何より3万円代(2020年10月時点のAmazon価格)でこれが手に入るとか、かなりリーズナボーだと思うわけです。

ってことで、バイクで走る、美味しいご飯を食べる、温泉に入ってまったりする、キャンプを楽しむ、それらを空間録画で後から楽しめる!これぞ21世紀のツーリングではあ〜りませんか?(最高のきらり)

撮影場所:初山別みさき台公園キャンプ場 – Spherical Image – RICOH THETA

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