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費用は?保険は?海外ツーリングにおけるバイク持ち込みガイド

海外ツーリング バイク持ち込みガイド

どもです、さすライダー(@SasuRider0420)です。

北海道も好きですが、海外も大好きな僕は、その昔オーストラリアをバイクで一周した事があります。

そして、その時の事を、このブログに載せてみたところ、、、意外にも見てくれる人が多く、今だにちょくちょく問い合わせが来たりします。

オーストラリアツーリング
毎日が大冒険でした

まだそんなにブログのアクセスが無い時に書いた記事、しかも海外ツーリングなんてニッチな内容なのに、何でこんなに見てくれる人がいるんだろう?と疑問でしたが、その理由はすぐに判明しました。

これだけネットでの情報配信が盛んな時代なのに「海外ツーリング」というキーワードで出てくる個人ブログが、ほぼ皆無に等しいからです(この記事を書いた2019年8月時点でも)

ネットやLCCの普及で、世界の距離が縮まったとは言われていますが(実際僕もそう思います)やはりバイクで海外を走るという行為は、未だにハードルの高いものだと認識されているようです。

、、、そんな事ないのに!だって初めての海外で、オーストラリアをバイクで一周したら、ちゃんと生きて帰ってきましたから!

結論から言うと、僕なんかが出来ることは、ほとんどの人は余裕で出来ます(僕は毎日8時間・週5で働けない人間です=これが出来る人は何でも出来ます)

オーストラリアツーリング
海外をバイクで走るとか、行くって決めれば誰でも出来ます!

って事で、今までは断片的な情報しか載せてませんでしたが、今回は実際の書類を提示しながら「海外にバイクを持ち込む方法」を解説していこうと思います。

なお、この記事の情報は「2008年12月〜2009年9月」にかけて、僕が「HONDA XELVIS」を日本からオーストラリアに持ち込んで、現地をツーリングした時の話で、代行会社やエージェントは使わず「全て自分で手配した場合」の情報です(個人で出来る範囲は)

海外にバイクを持ち込む手続きは、とにかく情報戦です!

この記事はあくまで参考程度に捉えて、常に最新の情報を入手して下さい(自分で情報を調べない人は海外ツーリングに向いていません)

海外をバイクで走る3つの方法について

まずは、愛車を海外に持ち込む方法も含めて、海外をバイクで走る3つの方法を紹介していきます。

なお、その1〜3に行くにつれて、手続きの難易度がアップします。

その1:現地でレンタルバイクを借りる

最近は日本国内でも、ライダーは電車や飛行機で現地まで移動して、レンタルバイクを借りて走るスタイルが確立されています。

とにかく一度海外を走ってみたい!まとまった休みが取れない、会社を辞めてまでは行く覚悟がない、、、など、要はある程度決まった日数で海外ツーリング(1〜2週間くらい、もしくはそれ以下)をしたいライダーに最もオススメの方法です。

オーストラリアツーリング
日数が限られているならレンタルバイクで決まりです

レンタルバイクは国内外問わず、基本的にはレンタカーより高いですが、整備が行き届いたバイクで安心して走れる、保険が自動的にセットされている、ライダーは複雑な手続きをしなくてもいい、ただ飛行機に乗って現地まで行くだけ、、、などなど、これだけのメリットを考えると、実は費用対効果はかなり高いと言えます(特に海外では)

事前にネット予約が出来るショップなら、英語スキルも不要ですし(Google翻訳を使えばいい)現地での手配も単語を並べれば問題ありません。

なお、オーストラリアの西海外の中心都市「パース」には、日本人スタッフがいるレンタルバイク兼バイクショップがあります(ココです

その2:現地でバイクを買って走る・売って帰る

現地のツーリング期間が2週間以上、もしくは僕みたいに「現地を一周したい!」となると、さすがにレンタルバイクは経済的に辛いです。

この場合はズバリ「現地でバイクを買って走って、売って帰る」のが、最もスマートで経済的な方法です。

オーストラリアに限って言えば、バイクメーカーがない国なので、バイクの販売相場は高めの傾向にありますが、、、逆に言えば販売価格が高いということは、売る時も高く売れるということです(もちろん状態に左右されますが)

なので、ある程度まとまった日数で海外を走りたいライダーなら、現地でバイクを買って売った方が、結果としてはレンタルよりも安上がりになります。

シドニーのまち
シドニーのような大都市なら確実にバイク屋があります

海外でバイクを購入する!と聞くと、めっちゃハードルが高いように思えますが、、、そもそも海外をバイクで走りたい!と思っていて、この記事に辿り着いたライダーなら余裕です。

要は英語で車両の状態を確認したり、購入の手続きをするのが難しそう、、、と思うかもしれませんが、今はスマホの翻訳アプリもありますし、イリーとかポケトークのような翻訳ガジェットもあるので、心配ならそれらを駆使すればいいだけの話です。

そもそも僕は英語が全くダメで、オーストラリアを一周した時は「Thank you、Hello、How much?」この3つの単語だけで乗り切りました、というより乗り切れちゃいました。

なので、海外ツーリングに行く前に、間違っても語学スクールとかに入らないで下さい。

何故ならこのブログを見てくれているライダーなら、目的は英語を学ぶことではなく、海外をバイクで走ることだからです(語学スクールに多額のお金を払うくらいなら、そのお金を全部旅費に回しましょう)

大丈夫です、言葉が通じなくても、大抵自分が思っている以上に何とかなりますし、あとは現地に行けば勝手に身につきます(きらり)

その3:自分のバイクを現地に持っていく(今回のメイン)

寝ても覚めてもバイク馬鹿の皆様、大変お待たせいたしました!

え?レンタルバイク?現地でバイクを買う?はぁ?俺っちは、自分のバイクで海外を走りたいんじゃ(ニヤリ)、、、お気持ちよく分かります、、、僕も完全にそっち系のライダーです。

でもその考えは、上記2点の方法と比べると、、、時間とお金を多大に消費することを覚悟してください、、、ってか、覚悟は出来ていますよね、だってアナタはバイク馬鹿だから(きらり)

ってことで、いよいよこの方法を解説していこうと思います。

エアーズロック
時間とお金はかかりますが、やっぱり自分のバイクで現地を走るのが一番!

愛車を海外に持ち込む方法 バイク手続き編

自分のバイクを海外に持ち込みたい!?いやぁ〜、バイク馬鹿ですね〜(笑)

結論から言うと、結構な時間とお金、労力を消費することになりますが、、、それでも「自分のバイクで海外を走った!」という体験は、一生忘れることの出来ない素敵な思い出として、心にしっかりと刻まれることは間違いないです。

それでは、自分のバイクを海外に持ち込む方法を、時系列で解説していきます(絶対にこの順番というわけではありません)

その1:最重要書類「カルネ」を取得する

自分のバイクを海外に持ち込む手続きは、カルネの取得が全てと言っても過言ではありません。

ぶっちゃけカルネの取得さえ出来れば、あとはただのルーティンワークと時間とお金の問題です。

カルネとは「車両の一時輸出手続きを簡略化する為の書類」で、実は自分のバイクを海外に持ち出すことは「車両の輸出」になります。

海外ツーリング
自分のバイクを海外に持ち込むのは「輸出」です

え?自分の持ち物(バイク)を海外に持っていくだけなのに?輸出?俺っちはそういう仕事してないよ?、、、分かります、言いたい事は分かります、、、ただ、個人であろうが会社であろうが、乗り物を海外に持っていくのは、残念ながら「輸出」になっちゃうんです。

、、、車両の輸出とか、ぶっちゃけ個人ではどう考えても、マジでお手上げ5秒前ですが、、、だがしか〜し、そこで登場するのがカルネなんです。

なんと、カルネを取得すると「愛車を日本登録のまま、個人でも海外に一時輸出することが出来る権利」がゲットできるんです!

これ、めっちゃ凄くないですか?もうね、神様仏様、カルネ様!なんですよ、本当に、、、仮にカルネという存在がなかったら、愛車で海外ツーリング!という究極の遊びはこの世に存在しないわけです(少なくても個人レベルでは)

カルネ
これがカルネの一部です(本書は回収されちゃいました)

カルネを取得すると「最大1年間」カルネを取得出来る提携国(例えばオーストラリア)にバイクを一時輸出することが許可されます。

愛車の登録はあくまで日本のままなので、すなわち本来の輸出(企業がやるような)ではなく、ちょっと海外まで愛車でツーリング行ってきます!的なノリになるわけです。

ただし、絶対に1年以内に愛車を日本に持ち帰らないと(例え愛車が壊れていても)、、、大変なことになりますよ、、、(怖っ!)

カルネの取得は日本では「JAF」が担当していて、最寄りのJAFのオフィスに行って「カルネの取得をしたい」と伝えれば、担当者の方が内心「久しぶりにヤバイ奴が来た、、、」と思いながら、とっても丁寧に対応してくれます。

ちなみにカルネの取得には最低1ヶ月、色々な書類を用意したり、もちろん取得費用も発生しますので、これは素直にJAFに問い合わせて下さい(僕のカルネ取得は2008年なので、確実に情報が古いので載せません)

とにかく!自分のバイクで海外を走ると決めたら、まずはカルネ取得の手続きをする、JAFに行く!これが何よりも先にやるべきことです。

その2:国際ナンバープレートを取得する

海外をバイクで走るためには、愛車に「国際ナンバープレート」を取り付ける必要があります。

これは、海外に一時輸出した車両に取り付ける、いわば旅行者用ナンバーのようなもので、日本登録の車両を海外に持ち出して走ってます!という証明でもあります。

一番手っ取り早い取得方法は、カルネの取得と一緒にJAFで申し込む方法で、僕もこの方法で国際ナンバープレートをゲットしました。

国際ナンバープレート
これが実際にオーストラリアで使った国際ナンバープレートです(宝物)

その3:国際運転免許証の取得

海外をバイクで走るためには、日本と同じく運転免許証が必要です。

ただし、現地の運転免許証は取得出来ないので、日本で「国際運転免許証」を取得しておく必要があります。

国際運転免許証は、国際ナンバープレート同じく、旅行者用の運転免許証で、有効期限はカルネと同じ1年間です。

取得場所は管轄の「運転免許センター」で、基本的には書類の記入だけで、簡単に取得することが出来ます(有料)

国際運転免許証
これが国際運転免許証です(見本)

その4:バイクを海外輸送できる業者を探す

カルネの取得に次いで、愛車を海外に持ち出すための重要タスクが「バイクを海外輸送できる業者」を探すことです。

これは正直、自分で調べまくる以外に方法はなく、例えば「海外バイク輸送ならココ(きらり)」的なメジャー業者がありません。

ネット上でググりまくるのもあり、海外ツーリングに行ったことがある人に聞くのもよし、輸送業者に片っ端から電話をかけるのもあり、、、とにかく探し方に正解はないので、自分なりの方法で探してみましょう。

IT派の僕は、もちろんネット上で情報を集めまくって、最終的に京都の輸送業者「株式会社テスパック」さんを見つけて、ゼルビスをオーストラリアまで輸送してもらうことになりました(現在もバイク海外輸送をやっているかは不明です)

株式会社テスパック
株式会社テスパックさんのゼルビスの輸送見積書です

テスパックさんのバイク海外輸送(シドニーまで)の見積もりは、上の写真の通り「163,000円」と思ったほど高い金額ではなく、とても良心的な会社でした。

ちなみにバイクを海外に輸送する際は、基本的には船便を使うことになり、通関手続きなどを合わせると、トータル2〜3ヶ月はかかります。

なので、極力早めに輸送会社を見つけて、バイクは先に現地に送ってしまって、ライダーは後から行く(バイクが到着する頃に)のが時間を無駄にしない方法です。

その5:愛車の点検を徹底的にやる

必要な書類を揃えて、輸送会社も無事に決まったら、あとは愛車をベストコンディションに仕上げておきましょう。

行きつけのバイクショップで、基本的には車検に準ずるガッツリとした点検を受けるのがオススメで、消耗品関係は極力交換しておきましょう(通常より早いサイクルでも)

例えばタイヤは3部山程度なら絶対に交換しておくべきで、なぜなら海外では日本のように常に在庫があるわけではく、そもそも国によってはバイクショップが少ない、もしくは無い事もあるからです。

レッドバロン
日本で愛車をガッチリ点検しておきましょう(僕はレッドバロンで点検しました)

僕はオーストラリアに行くにあたって、レッドバロンにてゼルビスのオイル、プラグ、エアクリ、ステムベアリング、チェーン・スプロケを交換し、調子が悪いところ、気になるところは全て点検・修理してもらいました。

ここは本当に大切なことなので、一切お金をケチらず、愛車を納得する状態に仕上げましょう!

何故なら現地でマシントラブルに見舞われると、日本の倍以上のお金がかかる可能性が高いからです(プラスして貴重な時間をロスします)

あとはスペアパーツを幾つか用意しておくと安心で、僕はオイルフィルターとプラグをそれぞれ2セット購入し、ゼルビスのシート下に入れてストックしていました。

例えばレアなバイクや特殊な外車など、日本でもパーツが手に入りにくいバイクは、可能な限りのストックパーツを持って行くことをオススメします。

その6:現地で自動車保険に加入する

無事に現地で愛車を受け取る事ができたら、早く旅に出たい気持ちを抑えて、まずは現地の自動車保険に加入しましょう。

日本には自賠責保険と任意保険がありますが、これは国ごとにまちまちで、オーストラリアは日本で言うところの任意保険だけで問題ありませんでした(2008年の話です)

ちなみにライダーが「海外旅行保険」に入っていたとしても、持ち込み車両での事故は「保険は適応外」と思っていた方が良いです。

自動車保険
これが実際に僕が加入した「オーストラリアの自動車保険」です

自動車保険の契約は、日本でも複雑な話になるので、当然英語ではチンプンカンプン、、、になっちゃいますので、僕は現地の輸送会社の人に同行してもらった上で契約しました。

なので、よほど英語に自信のあるライダーでない限りは、保険契約は現地の誰かに頼るのが最も確実な方法です。

仮にお金を要求されても、素直に払って、何よりも保険に加入することを最優先にしましょう!(海外ではお金=安心・安全料です)

愛車を海外に持ち込む方法 ライダー手続き編

愛車を現地に持ち込んで、海外をツーリングするためには、何もバイクの手続きだけではなく、ライダー側の手続きも必要なんです。

ということで、バイクの次はライダー自身の手続きを解説していきます。

その1:パスポート・ビザの取得

僕は初めての海外旅行が、バイクでオーストラリア一周だったので、まずはパスポートを取得するところからスタートでした。

バイクの手続きばかりに目が向いていると、意外にもパスポートを取得していなかったり、有効期限が切れていたりするので、、、当たり前じゃん!と思わずに、パスポートを持っていないなら早めに取得、持っているなら有効期限を確認しておきましょう。

また、国や滞在期間によっては「ビザ」が必要な場合もあるので、これは行きたい国のビザ情報をググりましょう。

パスポート
パスポートを忘れてはいけません(海外では命の次に大切なものです)

ちなみに僕は、オーストラリアのワーキングホリデービザを取得して、現地に約10ヶ月間滞在しました。

ワーキングホリデービザは最大1年間現地に滞在できて、しかも現地で仕事をすることも出来るビザなので、海外ツーリングと非常に相性の良いビザです。

ワーキングホリデーは対象国であれば、ネット上から自分でビザを取得する事ができるので、間違っても留学エージェントとか、なんちゃら代理店に高額なお金を払わないで下さい!

ブラウザに翻訳アプリを噛ませたり「ワーキングホリデービザ、ネット、取得」とかでググれば、解説サイトが山ほど出てくるので、個人で余裕で取得できちゃいます(要クレジットカード)

僕はこれ系の手続きで、エージェントや代行会社に手数料を払って代行してもらう人は、ぶっちゃけ情弱だと思ってます(きっぱり)

海外ツーリングで最も大切なマインドは「まずは自分でやってみる、調べてみる」これです、これが出来る人はどの国だって走れます。

ワーキングホリデービザ
これがオーストラリアのワーキングホリデービザの申請完了画面です

その2:往復の航空チケットの購入

いくらカルネを取得できても、現地に愛車を輸送出来ても、、、ライダー自身が現地までの航空チケットを手に入れなければ、全く意味がありません。

なお、航空チケットは「とにかく早く買う事が正義」です!

後になればなるほど、空きの便がどんどん減っていき、価格もガンガン高騰して行くので、、、はっきり言って航空チケットを遅く買うことに何のメリットもありません。

JAL
航空チケットの購入は極力早めに!スピード命!

ちなみに、海外ツーリングにオススメの航空券は「オープンチケット」で、これは帰りの便を予約せずに購入できる、期間内であれば何時でも帰路便を予約できる(変更も可能)往復チケットです。

つまりは行き当たりばったりのライダーにぴったりの航空券で、特に長期で海外を走る場合は、出発時点で帰りの時期が読めないと思うので、オープンチケットを買うことをオススメします。

もちろん僕も当時はオープンチケットを買って、無事にバイクでオーストラリアを一周した後に帰路便を予約しました。

しかし、ぶっちゃけ今の僕だったら、往復マイルで無料でいけちゃうと思います(スーパー陸マイラーです)

オープンチケット
これが当時のオープンチケットの購入控えです(JALで行きました)

その3:海外旅行保険の加入

海外ツーリングに行く際は、必ず「海外旅行保険」に加入しておきましょう。

ぶっちゃけバイクで事故った場合は保険金が降りないか、それをカバーできる保険があったとしても高額だと思いますので、それは現地の自動車保険に任せましょう。

ツーリングとは言っても、毎日どこかの宿泊施設に泊まり、食堂でご飯を食べて、お店に入って物を買うわけですから、、、見知らぬ海外では何があるか分かりません。

僕はAIUの海外旅行保険を、1年間契約で約12万円(うる覚えです)で契約していましたが、これもケチる項目ではないので、必要経費として計算しておきましょう(相場は10〜30万円です:1年間の場合)

フリンダースステーション
トラブルが起きるのはバイクに乗っている時とは限りません

その4:クレジットカードの作成

僕のブログやSNSを見てくれているライダーは(ありがとうございます)僕が根っからの「アンチ現金人間」という事を知っていると思います。

しかし、だからクレジットカードの作成を勧めるのではなく、海外ツーリングでは「必須の持ち物」だからです。

特にレンタルバイクでツーリングをする場合は、そもそもクレジットカードが無いとバイクを借りる事が出来ませんし、前述の現地の自動車保険に加入する際も、ネット上からビザを取得する際にも、必ずクレジットカードが必要です。

そもそも海外では、現金を持ち歩くより遥かに安全ですし、大抵は日本よりキャッシュレス社会なので、むしろ現金だと不便を感じる事が多いです。

クレジットカード
クレジットカードは海外ツーリングの必需品です

つまり、クレジットカードの好き嫌い、キャシュレスの好き嫌いなどの個人的な感情は一切関係なく、海外ツーリングをするならクレジットカードは必須なので、作る以外の選択肢がありません!

おすすめはVISAとMASTERの2枚持ちで、万が一の際にキャッシング機能(現地のATMで現金を引き出せます)を付けておくことをオススメします。

ひとつは搭乗する航空会社のクレジットカード(マイル貯め用)もうひとつは、ズバリ「エポスカード」がオススメです。

何故かというと、エポスカードは年会費が無料で、なんと「海外旅行保険が無料で付帯されている」からです!

つまり、海外旅行保険に入らなくても、クレジットカードを持っているだけで保険が適用されるという神カードなんです(手厚い保険が欲しい場合は別途保険に加入すればいいだけ、持ってて損なし。

その5:モバイル環境を整える(スマホ)

海外ツーリングでは、スマホがある意味バイク以上に生命線になります。

僕がオーストラリアを一周した2008〜2009年は、ちょうど日本でiPhone3G(初代iPhone)が発売された時期で、ガジェットが大好きな僕はいち早く手に入れ、海外ツーリングで活用しました(海外ツーリングでスマホを活用した第一人者を自認しています・きらり)

言語の翻訳、為替の計算、日々のメモ、分からないことをググる、地図、カメラ、、、など、それはそれはiPhoneに助けられました。

ただ、当時は海外SIMカードが一般的じゃなかったので、日本の契約のまま現地に行って、モバイル通信をOFFにして(電話が出来る状態)ネットはフリーWiFiスポットを活用して乗り切りました(こういうのが堪らなく好きなんです・笑)

mobellのSIM
今は海外で使えるSIMカードが沢山あるので便利です

、、、2019年の今では説明不要だと思いますが、大切なので2回言うと「スマホは海外ツーリングに必須のアイテム」です。

決して、僕はアナログ派だから、ガジェットに頼らない旅をするぜ(きらり)なんて、ひねくれたことは辞めて、別にガジェットが好き嫌いに関わらず、スマホを持っていかないと色々と不利益を被ります。

海外でスマホで通信をする為には、現地で使えるSIMカードを入手するのが一番で、最近は家電量販店やAmazonで普通に購入する事が出来ます。

ただし、この場合は「手持ちのスマホにSIMロックがかかっていない事」が前提となります。

もし、SIMロックがかかっているスマホしかない場合は、スマホごとレンタルできる「モベル(mobell)←モンベルじゃないよ」さんがオススメで、ここは海外モバイル通信の老舗の会社です。

僕も今まで何度か、ここのSIMカード(SIMロック解除済みのスマホを持っているので)にお世話になってます。

愛車を海外に持ち込む費用について

恐らくこの記事を見ているライダーの大半は「海外にバイクを持ち込むのって、結局いくらかかるの?」ここが一番知りたいポイントだと思います。

僕は綺麗事を言わない主義なので、はじめに言っておくと、海外ツーリングはとにかくお金です、金金金です、お金が全てです(きっぱり)

海外ツーリング、しかも自分のバイクを持ち込んで行こう!と決めたら、とにかくその日から徹底的にお金を貯めて下さい。

世界広しといえども、結局この世はお金が全て!これはどこの国でも一緒の基本原則です。

オーストラリアツーリング
やりたいことをやるにはお金が必要です

お金があれば大抵の物事はうまく行きますし、なければ苦労と時間を覚悟しなければなりません。

こんなことを言うと、よく「お金で買えないものがある!」なんて反論する人がいますが、世の中の大抵のお金で買えないものは、実は多額のお金の上に成り立っているものです。

愛とか命なんて、お金がないと100パーセント守れないし、維持も出来ないですし、、、海外ツーリングなんて、正にそうです!確かにお金で買えない素晴らしい体験が出来ますが、その体験をするために、めっちゃお金が必要です(笑)

ってことで、海外ツーリングを志すなら、お金を貯めよう!お金を大好きになろう!これとても大切なことです。

バイクの往復の輸送費は?

オーストラリアを旅した当時の僕は、今のように発信活動をしていなかったので、残念ながら詳しいデータを残すことをしていませんでした。

なので、当時の残っている資料をかき集めて計算した、あくまで概算の金額にはなりますが、日本からオーストラリアのシドニーまで、カルネを使って「HONDA XELVIS」を往復輸送した場合のトータル金額は「70万円」くらいです。

輸送料だけで言えば、先に説明したテスパックさんの「163,000円」ですが、カルネの取得費用や現地の通関費用(これが高い)現地の受け取り会社への手数料など、トータルでは70万円近くかかっています。

シドニー
バイクは往復共にシドニー発着です

これを高いと思うか安いと思うか、、、なんて言うつもりはなく、素直に「クッソ高い」です(笑)

たかがバイクを送るだけで70万円とか、はっきり言って狂気の沙汰であり、さまぁ~ずの三村さんなら「セレブかよ!」と僕に突っ込むことでしょう。

そもそもこの他に、現地の旅費がかかるわけです、、、なので、海外ツーリングは本当に誰でも出来ますし、僕的にはもっと普及して欲しいのですが、、、それはあくまで「現地でレンタルバイクを借りたり、バイクを買って売る方法」に限られる話で、自分のバイクを持ち込む!と言う行為は、やはりバイク馬鹿に限定される、非常にハードルの高い行為と言わざるを得ません。

ただし、僕の嫌いな言葉「お金で買えないもの」は間違いなく手に入ります(その為に多額のお金が必要ですが、、、)

ツーリングも含めたトータルの費用は?

バイクの往復の輸送費に、現地での旅費、海外旅行保険や準備した備品などを含めたトータルの金額は「180万円」くらいでした(オーストラリアバイク一周約10ヶ月間の全ての費用の合計)

前述の通り、バイクの往復費用が70万円なので、それ以外に100万円くらいかかった計算になります。

僕は初めての海外旅行だったので、安全のために「野宿」や、現地の人の家に泊めてもらうという行為は一度もしていないので、それ系が出来る人ならもっと安く抑えることは出来ると思います。

キャラバンパーク
宿泊はほぼ「キャラバンパーク(オートキャンプ場)」でした

付け加えて言えば、現地でスキューバダイビングのライセンスを取ったり、各種アクティビティも惜しげもなく楽しんでいたので、どちらかと言えば贅沢をした金額として認識頂ければと思います。

まぁ、でも、、、オーストラリアを約10ヶ月間バイクで一周して、やりたいことはほぼやった!と言う前提であれば、100万円はそこまで高い金額とは思わないです(保険代や備品も含めて100万円なので)

ジンベイザメ
せっかく行くなら楽しみましょう(ジンベイザメダイビング)

今回のまとめ

海外ツーリングはライダーの究極の遊びです!

日常では決して味わうことの出来ない、毎日が感動と発見に満ち溢れた日々、自分が知らない異国で、日々生きていく緊張感と達成感、そして大好きなバイクで走る、360度地平線の延々と続く道、、、それらはきっと必ず、これからの人生の糧となるはずです。

僕自身オーストラリアに行く前と後では、全く物事の見方が違っていますし、恐らくこの時点で会社勤めを諦めた気がします(笑)

そして、僕が北海道が大好きなのも、北海道はどこかオーストラリアに似ているからだと思います。

とにかくお金はかかりますが、愛車と素敵な冒険が出来る未来のためなら、働くことも苦にならない、、、むしろ楽しくお金を稼げると思いますので、お金を貯めて行っちゃいましょう!

ブルームの夕日
最後はブルーム(オーストラリアの西海岸の港町)の夕日で締めたいと思います

YouTubeでも海外ツーリングを解説しています

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