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【北海道ツーリングのイロハ】現地をバイクで旅する10個のポイント編

北海道ツーリングのイロハ

こんにちわ、さすライダー(@SasuRider0420)です。

北の大地ツーリングマスターな僕が、毎回全精力を注いで書いている記事「北海道ツーリングのイロハシリーズ」ですが、持ち物や計画編に引き続き、今回はいよいよ現地編となります。

この記事を読むと、、、

・北海道ツーリングの心構え

・北海道を賢くツーリングする方法

・北海道ツーリングで気を付けること

以上3つの、と〜っても、それはそれはと〜っても大切なことが分かります。

それでは、北海道ツーリングの10個のポイントを早速解説していきますYO!

コンテンツ

ポイント1:北海道ツーリングではセイコーマートを活用すべし

まずは説明しましょう、セイコーマートとは北海道(プラス茨城と埼玉)に点在する、北の大地発祥の神が作りしコンビニチェーン店です!

鮮やかなオレンジ色に鳥(不死鳥)のシンボルマークの看板を見かけたら、それが「ライダーなら誰でも無条件で大好きセイコーマート」です。

北海道ツーリング中は何度もお世話になること間違いなしの、まるで神様のような存在であられますので、見かけたら必ずお店に向かい一礼しておきましょう(セイコーマート様、おはようございます)

本州から来たライダーは、この看板を見るとテンションが上がる

セイコーマートの名前の由来は「成功するマート(意外とそのまま)」で、ロゴの鳥は不死鳥、、、つまりは不死の成功をし続けるコンビニという意味です(諸説あります)

ライダーには「セコマ」や「セイコマ」と略される事が多いですが、僕は「セイコマ」派のライダーです。

北海道ツーリングするなら、セイコーマートの活用は絶対にマストであり、ライダーとは切っても切れないお店なので、頭の中で「セイコーマート、あぁセイコーマート」と予めインプットしておきましょう。

小腹を満たす、喉を潤す、ガッツリと飯を食らう、ちょっとした休憩、キャンプ場の食材の調達、雨宿り、待ち合わせ場所として、デジタル機器の充電(イートインがあれば)など、活用の幅はもはや宇宙規模、まさにユニバース!

セイコーマート
全体的に駐車場が広く、大型バイクでも駐輪ストレスがないです

あ、セイコーマートを始めて利用する際は、必ず無料のポイントカード(後からアプリに移行できます)を作ってもらいましょう!

北海道ツーリングをしていて、セイコーマートのポイントカードを持っていないとか、、、僕的にはバイクに乗るのにヘルメットを用意していない位にあり得ない話です(きっぱり)

因みにセイコーマートは、都市部以外の店舗は24時間営業じゃない場合がほとんどですが、少なくてもツーリングのオンタイムは営業しています(余談ですが、僕はコンビニの24時間営業廃止に対して賛成派です)

セイコーマートは安くて美味しい

セイコーマートの商品は、全体的に本州の一般的なコンビニより1〜2割ほど相場が安いです(さすライダー調べ)

特に、セイコーマートのオリジナル食品(プライベートブランド)は、北海道の味覚が満喫出来る上に価格も安いので、ライダーにとても人気があります!

お馴染みのガラナやカツゲンはもちろん、おにぎりやお弁当、惣菜なども全体的に安く、しかも美味しいので、僕はいつも朝晩のご飯はセイコーマートで済ませています。

セイコーマート
これオススメですよ(オリジナル商品)

更に言えば、店舗内で調理している商品が並ぶ「HOT CHEF(ホットシェフ)」がある店舗なんて行ったらもう勝ち組決定です!

カツ丼とかカレーとか、フライドポテトとかフライドポテトとか、何と税込み140円(2019年時点)のフライドポテトは超絶オススメです!

だいたいですが、セイコーマートだと1食あたり飲み物付きで、お腹いっぱいに食べれて500円でお釣りが来る感じです。

どれも安くて美味しいセイコーマート(写真は茨城の店舗です)

セイコーマートは北海道のどこにでもある件について

北海道はちょっとでも郊外の道に出ると、50kmくらいお店が何もないことがザラにあります。

もちろん、それが北海道ツーリングの魅力なのですが、、、しかし、そんな時に限って喉が渇いたり、トイレに行きたくなるのが僕らヒューマンなんですよね、、、

でもね、、、あぁ〜絶対にこんな場所にお店は無いよね、、、という場所に、何故かあるんでよすねセイコーマート様が!

セイコーマート
もちろん冬季も絶賛営業中(年越し宗谷ライダーの強い味方)

こんな誰もいない場所(失礼)にお店を建てて、果たして採算が合うのだろうか?

そんな、逆にこっちが心配になるような場所にも、セイコーマートは当たり前のように存在しています。

北海道の人気観光地や都市部にはもちろん複数店舗がありますが、ツーリングライダー的に最もありがたいのは、郊外のちょっとした集落にもお店があることです!

こんな秘境めいた場所にもお店があったりします

セイコーマートはライダーに何かと優しいお店です

セイコーマートは一部都市部の店を除いて、基本的に駐車場がなまら広いです。

北海道ツーリング中は愛車に荷物を満載しているので、いつもより広い駐輪スペースが必要になります(特に大型バイクのライダー)

なので、ツーリング中に荷物を取り出したり、雨が降ってカッパを着たりする場合は、セイコーマートの駐車場を利用するのが何かと便利です(礼儀として何か一品は買いましょう、そもそも安いですし)

北海道ツーリング
雨が降ったら真っ先にセイコーマートを探せ!

最近はイートインスペース付きのセイコーマートが増えており、休憩や雨の日の雨宿りに最適です。

しかも、多くの場合はイートインスペースに電源と無料WiFiが完備されているので、ガジェット系ライダーとしては涙が枯渇するレベルでありがたい存在です!

さらに、お店の雑誌コーナーには北海道の旅ガイドブックが沢山あるので、ツーリングの情報収集にも役立ちます(「HO」という雑誌には温泉の無料クーポンが付いてます)

セイコーマート
セイコーマートのイートインでMacBook充電中(ありがたい)

更に言えば、北海道にはバイク旅文化がガッチリと根付いているので、店員さんがライダーにとても親切だったりします。

雨の日にセイコーマートに行くと「大変だね〜、ここで雨が止むまで休んでいってね(ニコニコ)」と言われちゃったり、周辺のご飯が美味しいお店を紹介してくれることもあります、、、っふ、これだからセイコーマートってやつはよ(ボロ泣き)

だから、もう言わなくても分かりますよね?でも、僕はそこを敢えて言わせてもらいますよ?、、、ツーリングライダー諸君!北海道をバイクで旅するなら、ズバリ!セイコーマートを活用すべし!

これは絶対に頭に叩き込んでおいてくださいね、必ず次の北海道ツーリング検定の試験に出てくる項目なので。

ポイント2:北海道ツーリングでは「ゴールデンパターン」を見つけるべし

まず、始めに言っておきます!

北海道ツーリングにおける「ゴールデンパターン」とは、私さすライダーが勝手に命名した「勝ち組キャンプ宿泊パターン」のことです(どど〜ん)

具体的には「その日に宿泊するキャンプ場から、温泉とセイコーマートが徒歩圏内、またはバイクで5分以内」の状態を指します!

これがさすライダー的「ゴールデンパターン」の定義となりますので、ここも勿論テストに出るので超チェックです。

北海道ではゴールデンパターンを見つけよう

キャンプ場と温泉とセイコーマートがセット=勝ち組決定!

今日のキャンプ場の近くに温泉とセイコーマートがある、控えめに言ってこれは最高の状態です!

つまり、、、お前はもう死んで、、、いや、そうじゃなくて、、、もう勝ち組なんです!まずは圧倒的に費用が抑えられます!

北海道ツーリングの計画編でお話ししたように、北海道のキャンプ場と温泉の利用料、セイコーマートの1食あたりの平均価格は500円です。

北海道ツーリングのイロハ 計画編

つまり、ゴールデンパターンな状態のキャンプ場に泊まった日は、何と!たったの1,500円で食べて、風呂入って、そのまま寝れちゃいます(スーパーきらり)

これって「美味い・早い・安い」とかの次元を圧倒的に超越していますよね!

しかも、ゴールデンパターンな場所にあるキャンプ場は、そもそも利用料が無料の場所もあるので、、、となると、何と!宿泊・温泉・ご飯が込み込みで1,000円かからない場合もあります(宿泊無料+温泉500円+食費500円)

どうですか奥さん?あまりにもお得過ぎて「ジャパネットたかた」を見たレベルで速攻電話しちゃいますよね?(北海道のキャンプ場の多くは予約不要です)

つるいキャンプ場
ゴールデンパターンの定番「つるいキャンプ場(無料)」

ゴールデンパターンのもう一つの特徴は、とにかくノンビリ出来ることです!

今日の寝床のキャンプ場に着いたら、北海道の大自然の中で「ゆっくり・ノンビリ・まったり」と三拍子揃った感じで過ごしたいですよね?

そんな時に、買い出しやお風呂がバイクである程度走らないといけない場所だと、全てを終えた頃には寝る時間だったりします(汗)

そもそもキャンプ場に着くと、何故かバイクに乗る気が一気に消え失せます(僕だけ?)

クッチャロ湖畔キャンプ場
キャンプ場でノンビリ過ごそうよ(クッチャロ湖畔キャンプ場)

ゴールデンパターンなキャンプ場であれば、つまりは温泉とセイコーマートが徒歩圏内であれば、ライディングギアを外して身軽になった体でテントを建てて、景色を見ながらマタ〜リした後で、それから歩いて買い出しやら温泉に行けば良い訳なんですYO。

もし早めにキャンプ場に着いたら、先に温泉に入っちゃって、夕日を見ながらマッタリするのも良いですねぇ(爽やか系きらり)

ゴールデンパターンのお陰で、まったり夕日鑑賞(呼人浦キャンプ場)

ゴールデンパターンは探せば結構ある件について

おいおい、さすライダー、、、ゴールデンパターンが最高なのは十分分かったけど、ぶっちゃけそんな条件の良い場所なんて殆ど無いでしょ?

ッチッチッチ、ライダーの聖地北海道をなめて貰っちゃ困りますよ、そこの僕の次にイケてる男性ライダーさん!

、、、分かります、分かりますよ?そんな条件のいい場所なんて一握りだろ?って言いたいんですよね?

でもね、、、それが探せば結構あるんですよね!ってか、探さなくても向こう側からやってきちゃうのが北海道なんですよね(ウルトラきらり)

ナウマン公園キャンプ場
ってか、実際ゴールパターンだらけなんですよね(ナウマン公園キャンプ場)

具体的なゴールデンパターンの探し方としては、まずはツーリングマップルなどのバイク用ガイドブックに掲載されているキャンプ場は、なまらゴールデンパターン率が高い傾向にあります。

あとは良さげなキャンプ場を下見してみたら、ライダーが沢山泊まっている!そんな場所も高確率でゴールデンに輝いています。

もちろん、このブログで探してみるのも一つの手ですし、何よりプライスレスです(これが一番言いたかったです)

とにかく思っている以上にゴールデンパターンは沢山あるので、自分なりのゴールデンパターンを探してみるのも北海道ツーリングの楽しみの1つです。

クッチャロ湖畔キャンプ場
北海道ツーリング おすすめキャンプ場ガイド

ポイント3:北海道ツーリングでは「ホクレンフラッグ」を集めるべし

愛車にホクレンフラッグをくくり付け、フラッグをなびかせながら愛車と颯爽と駆け抜ける俺っち、、、ッフ、今日も最高に決まってるぜ(きらり)

ってことで、お次は北海道ツーリングの風物詩的存在「ホクレンフラッグ」について語っちゃいますよ。

まずは、フラッグの前に「ホクレン」とは何か?

それは北海道の「農業組合連合会」が営業している、北海道にしかないオンリーワンなガソリンスタンドのことで、ライダーは絶対にホクレン以外で給油をしてはいけないという鉄則があります(真に受けないで下さいね)

ホクレンガソリンスタンド
これが噂のホクレンです(黄色がイメージカラー)

そして、ホクレンが毎年夏にライダー向けのオリジナルフラッグを販売しているのですが、それこそが「ホクレンフラッグ」なのです(控えおろう!このフラッグ様が目に入らぬか!)

ちなみに以前は給油時に無料でフラッグを配っていた時もありましたが、現在は有料で1本150円(2019年の価格)で販売されています。

ホクレンフラッグ
これが噂のホクレンフラッグ様です

ホクレンフラッグはライダーの収集欲をそそる!

ホクレンフラッグには全部で4つのカラーリング(デザイン)があり、それぞれが「道東、道北、道南、道央」の各エリア毎のホクレンで販売されています。

具体的にはフラッグの色が緑であれば道東、青であれば道北、黄色は道南、赤が道央と決まっています(昔からずっと同じです)

あれ?ってことは、つまり?、、ッフ、、そこの可憐な女性ライダーさん、実に良いところに気が付きましたね(キザ系きらり)

そうなんです!愛車に4種類のフラッグ全てをくくり付けているライダーは、すなわち「北海道の全てのエリアに行っているライダー」という証であり「お主やるな!」と一目置かれる存在なんです(なお、残念ながら集めてもモテません、僕は何回も集めてますがモテません)

ホクレンフラッグ
これが4種類のコンプリート状態です

ホクレンフラッグを愛車にくくり付けていると、例えば道の駅などで「あ、あなた様は緑フラッグを持っていらっしゃるのですね?つまり、道東まで行かれたんですね!ごいスゥ〜!」こんな会話が始まる話のネタになります。

つまり、ホクレンフラッグとは「俺っちは北海道の〇〇エリアまで行ったぜ」という自己主張ツールであり、達成感の証でもであり、ライダーの収集欲がそそられるブツなのでございます。

あ、無論ですが、、、僕も移住した今でも毎年ホクレンフラッグの収集に勤しんでいますYO。

ホクレンフラッグは毎年デザインが違う件について

これが、毎年ホクレンフラッグを集めたくなる理由です!

いやいやいや、、、所詮はガソリンスタンドのおまけでしょ?、、、決してそんな風に思ってはいけません、実は毎年フラッグのデザインが違うんです!

北海道の自然や動物、観光地など、毎年4つのエリアの特色を活かした「イケてるデザイン」が施されています。

 

だって、そりゃそうですよね?せっかくのカッコいい愛車に、ダッサいフラッグをくくり付けたくないですよね?

さすが、そこはライダーの味方ホクレン様なので、こちらが何も言わずとも分かってらっしゃいます。

もちろん、ホクレンフラッグはバイクにくくりつける前提のブツなので、作りは頑丈で雨に濡れても平気ですよ(風で飛んでいく事はたまにある)

ホクレンフラッグ
赤いホクレンフラッグは愛車が3倍早くなるシャア専用仕様です

しかし、、、そんな毎年素敵なデザインのホクレンフラッグ様ですが、2015年に1度やらかしちゃってます、、、

あろうことか、ツーリングライダーの聖なるアイテムのホクレンフラッグに、なんと、、、あのワンピースを採用してしまいました(汗)

当然、ライダーにはあまりウケませんでした、、、ちなみに僕は生粋のソロプレイヤー故に、仲間・チーム至上主義のワンピースに全く共感できない人間です。

フリーランスの身としては、マーケティング的にはワンピースを模倣すれば共感を得られることは分かってるんですけどね、、、

ホクレンフラッグ
興味が無いから、2015年のフラッグは写真の撮り方も雑ですw

ライダーという種族は、今も昔も独自の文化を好む種族なので、、、そこに流行りのワンピースは如何なものかと、当時SNS上で物議を醸し出していました、、、どちらかと言えば、ライダーより純粋なワンピースファンが集めたとか何とか(知らんけど)

実際僕も2015年は、フラッグを集める気力がいつもより確実に薄かったです(でも集めちゃったw)

ちなみに、その後はホクレンフラッグと漫画のコラボはありません、めでたしめでたし。

ポイント4:北海道ツーリングでは早め早めの給油を心がけるべし

北海道はその広大な面積に対して、相対的にガソリンスタンドが少ない場所です。

札幌や旭川、函館などの主要都市部やその周辺なら全く問題ない(本州感覚)ですが、ちょっとでも郊外に出ると20〜30kmはスタンドが無いのは当たり前、50km位無いことも割とよくある、中には100km位スタンドが無い場所だってあります。

しかも、仮にガソリンスタンドがあったとしても、郊外は営業時間が極端に短かったり、日曜日は営業していないスタンドも多いです。

更にはライダーが好んで行く、いかにも北海道的な風景が広がるド田舎(失礼)だと、見た目的に「果たしてココは営業しているのか?」と不安になるスタンドもあったりして、、、

こんな場所は、大抵ガソリンスタンドがしばらく無いですよ

さて、要は何が言いたいのかと言えば、、、北海道ツーリングではとにかく「早め早めの給油」を心がけましょう!

ガソリン残量に余裕があったとしても、これからひたすら山道を走る予定とか、明日が日曜日の場合は、あらかじめ満タンに給油しておく事をオススメします。

けれど、北海道の道は信号が少なく、何処もと〜っても快適に走れちゃうので、本州よりは愛車の燃費が確実に良くなります。

しかし、だからと言って何時も以上に給油タイミングを遅らせる行為は、危険なので全く、あぁ〜全くオススメ出来ませんので、そこんとこ宜しくお願いします(そこんとこ:年代によっては分からない表現かも)

ちなみに早め早めの給油を心がける以外の対策としては、ツーリングマップルやスマホのアプリで、予めその日の走行ルート上のガソリンスタンドの場所や営業時間を調べておく事です。

オロロンライン
こういう道ばかりなので燃費は良くなりますが、、、

ポイント5:北海道ツーリングでは雨と寒さ対策を絶対にすべし

ちょっとぐらいの汚れ物ならば〜♪(by ミスチル)、、、じゃなくて、、、ちょっとぐらいの雨な〜らば〜、カッパなんて着なくていいんだよ、OHダ〜リン♪

、、、仮に本州で小雨程度の雨だったら、僕もぶっちゃけカッパはすぐに着ません!、、、が!北海道の場合は速攻でカッパ着用です!Everyone Just Nowでお願いします。

それどころか、あっちの雲行きが怪しいレベルで、こちらも速攻カッパ着用決定です!

更にそれと同じく、ちょっとでも「なんか寒いなぁ〜」と感じたら、速攻で防寒着着用です、、、これ凄く大事な事ですが、何時ものように2回言わないので、心のメモに刻んでおいて下さいね。

北海道ツーリング
ちょっとぐらいの雨な〜らば〜♪(しつこい)

北海道の雨はキツイし予想が難しい

北海道の雨はとても冷たく、ドバ〜っと降るよりはシトシトと長時間降る場合が多いです。

そして、何時もは北海道の素晴らしい特徴の一つ「ひたすら真っ直ぐな道が続く」逆にこれが仇となり、辺り一面何も無い世界が広がっているので、、、雨を遮るものがなく結構キッツイですよ(汗)

なので、北海道では「雨が降りそうだな」と思ったら、すぐにカッパを着た方がいいですYO!

、、、だからって分かります、勿論分かりますよ?、、、そりゃ〜カッパを着るのは面倒なんですが、、、、どのみち着ることになるので、濡れる前にサッサと着ちゃいましょう。

北海道の雨は冷たいし遮るものが無いです

北海道では1日の走行距離が本州とは別次元なので、1日のうちに目まぐるしく天候が変わる事が多々あります。

朝、鬼のようにメッチャ晴れていたとしても、昼には嘘のように土砂降り、、、ザブングルばりに「悔しいです!!」なんて事もよくあります。

北海道の天気予報は、あくまで僕の感覚ですが、、、ぶっちゃけ、あまり当てにならない感じですw

セイコーマート
今日は晴れるって言ってたやん!と文句を言いながらセイコーマートで寛ぐの図

昔は毎日天気予報と睨めっこしながら北海道を走っていましたが、ここ数年はお天気アプリをオールアンインストール、その時の状況に応じて走っています(不思議と天気予報を気にしないと晴れるんですよね)

なので、これからあなたが向かう方向に、少しでも怪しい雲があったら、、、対向車線のライダーがカッパを着ていたら、、、その時点では晴れでもカッパを着用しましょう!

そしてもちろん、別ルートを検討する事をオススメします(旅は行き当たりばったりが一番です)

北海道は夏でもなまら寒い場所がある

世界的な地球温暖化の影響なのか、最近は北海道でも灼熱地獄の日が増えているように思えますが、、、それとは裏腹に、夏でもなまら寒い場所があったりします。

具体的な場所を言えば、道北や道東エリアがそれに該当します。

特に道東エリアは8月でも最高気温が余裕で20度を下回り、朝晩は場合によっては10度以下に下がる場合もあります(経験あり)

日中でも気温が低い時もあるので、そんな時にバイクで峠を走ったら、、、雨が降ったら、、、かなり凍えちゃいますYO、、、

道東は曇りだとメッチャ寒い(この時の気温14度)

僕は過去に一度、雨の日の道東を防寒着(カッパも)を着ないで走っていたら、想像を絶するほどメッチャ寒くて、、、夏なのに寒さで泣きそうになりました(え〜んえ〜ん、おか〜ちゃ〜ん)

なので、北海道を走る場合は防寒着は必須です、必ず必要です、大切なので今回は2回言いました!

更に言えばキャンプ用品も、例えば寝袋は夏用のものではなく、スリーシーズン用を持っていくのがオススメです。

ちょっとでも寒いなぁ、、、と感じたら、そこから一気に気温が下がるお知らせなので、早めに防寒着を着ることをオススメします。

北海道ツーリングのキャンプ場

ポイント6:北海道ツーリングでは距離感をきちんと把握すべし

もう、かなり走ってるんだけど、、、もしかして俺っち道間違えたかな?、、、曲がる場所はまだかなぁ、、、これって「北海道ツーリングあるある」です。

北海道はあなたが思っている以上に、なまら、超絶に広大な土地です!

例えばツーリングマップルの例で言うと、実は本州のマップルと北海道のマップルでは地図の尺度が全然違います。

なので、本州の感覚で「あ、マップルでこの見た目の感じなら、次の交差点は大体10km位走れば出てくるね!」と、思って走っていると、、、その交差点がなかなか出てきません。

ツーリングマップルとスマホナビ
北海道のマップルは、本州バージョンと地図の尺度が違います

北海道では信号の無い広い道路を走るのが楽し過ぎて、ついうっかり曲がる場所を通り過ぎてしまう事がありますが、、、そんな時は大抵「余裕で50km位突っ切っていた」、、、なんて事態に陥ります(ガクブル)

なので、北海道の距離感が掴めないうちは、休憩時間などに地図やスマホナビで、自分が今いる場所をマメに確認することをオススメします。

まぁ、こんな道なので、、、かっ飛ばしちゃいますよね、、、

付け加えて言っておくと、北海道は何も無い直線道路が多い分、ついつい愛車のアクセルを開けがちになってしまうので、スピードの出し過ぎには十分注意しましょう(それこそ曲がる場所を通り過ぎちゃうしw)

ちなみに北海道ではスピードの取り締まりが多いことも付け加えておきます(特に本州から来たライダーは格好のターゲットです)

僕は知らないうちに勝手にスピードが出てしまっている、、、恐ろしいGS号に乗っているので、お守りの意味で常にレーダー探知機を付けています。

ポイント7:北海道ツーリングでは夜間走行を極力避けるべし

まずは結論から言うと、特別な理由がない限りは、北海道でのバイクの夜間走行は避けたほうが無難です。

何故なら、北海道の夜の道はめちゃめちゃ暗いからです!郊外の道は街灯すら無い場所も多いので、夜はただただ漆黒の闇となります、、、

更にプラスして言うと、北海道の夜にバイクで走るデメリットとしては、場所によっては一瞬にしてヘルメットのシールドが虫だらけになる事です(ガクブル)

これはヘルメットの視界が極端に悪くなる上に、そもそも夜は暗いので、、、もうこの危険性は説明しなくてもいいですよね?

ツアークロス3
こんな綺麗なシールドが一瞬にして「放送禁止状態」になります、、、

そして、実はもう一つ北海道の夜間走行のデメリットがあり、、、それは暗闇と虫アタックの10倍は怖い「野生動物との衝突」です。

特に、北海道に広く生息するエゾジカちゃんなんかは、バイクの光を目掛けて道路に飛び込んで来たりしますので、、、万が一衝突とかしたら、、、僕のように想像力が豊かな人だと眠れなくなりますよ(汗)

そもそも夜だと地図も見にくいですし、そんな時に道に迷ったら途方にくれるし、、、前述の通り北海道のガソリンスタンドは営業時間が短い=夜間はやっていない場所が多いんです。

以上の観点から(十分過ぎる理由を述べたつもりです)北海道のバイクでの夜間走行は極力避けることをオススメします。

はっきり言ってデメリットは沢山あっても、メリットはひとつもありません(きっぱり)

キャンプ
早めにテントを張って静かな夜の時間を楽しみましょう

ポイント8:北海道ツーリングではサイドスタンドに気をつけるべし

北海道ツーリングをしていると、時に何の変哲も無いアスファルト上で転倒しているバイクを見かけます。

実は北海道のアスファルトは、本州のそれとは造りや成分が若干異なっており、真夏に路面温度が上がると、サイドスタンドが「地面にめり込む時」があります。

サイドスタンドが一定以上にめり込むと、、、そのあとバイクは、、、まぁ、分かりますよね(汗)

ちなみに僕は一度、ゼルビスの時に「めり込み転倒」をやらかしています、、、絶景の観光地を見て「いやぁ〜北海道って、やっぱ最高だね(きらり)」と気分良く駐輪場に戻ってきたら、、、倒れている愛車の周りにオイルが飛び散っていました(この世の地獄かと思いました・涙)

DODライダーズバイクインテント
もちろんキャンプ場の芝生も「スタンドめり込み注意」です

北海道ツーリング中は、キャンプフル積載状態の場合が多いので、車体重量が軽いバイクでもサイドスタンドのめり込みに注意する必要があります。

また、当然ながら道民は「バイクのサイドスタンドめり込み問題」を認識していて、ライダーがよく訪れるスポット等では、サイドスタンドの下に敷く空き缶や木材を用意している場所もあります。

そんな場所は「ココはスタンドがめり込みやすい場所だぜ!」というサインなので、素直に指示に従って空き缶や木材を敷きましょう。

僕はサイドスタンドの面積を広げて対応しています

北海道ではキャンプ泊が多くなる都合上、どうしても不整地にバイクを停める機会が多くなるので、こんな時はアスファルトと同様に「めり込み防止策」を講じておくのが無難です。

例えば、持ち運び可能なサイドスタンドホルダーを用意したり、僕のようにサイドスタンドエクステンションの装着がオススメです。

ポイント9:北海道ツーリングでは可愛い野生動物に注意すべし

エゾジカ、エゾリス、キタキツネ、、、、北海道には超絶プリチーな野生動物が沢山います!

恐らく北海道ツーリング中には、高確率でこれらの野生動物を見られる事かと思います。

あ、エゾジカちゃんの群れ発見

特に世界自然遺産の知床へと行くと、道路上に突然キタキツネさんがいたりして、思わず笑顔になってしまう時もあります(野生動物飛び出し注意)

しかし、そんな北海道の可愛い野生動物達を見かけたら、決して触ってはいけませんし、もちろん餌をあげてもいけません!

よく言われるのは、キタキツネは「エキノコックス」という寄生虫を持っていて、仮に人間が感染すると肝機能に深刻な障害をもたらします。

なので、仮にあなたがキタキツネを見かけても、もちろん可愛いのは分かるんですが、、、絶対に触ってはいけません。

可愛いけど私に触っちゃダ・メ・よ?

プラスして言ってしまうと、たとえ人間が野生動物に触らなくても、餌を与えてしまうと大抵よく無い未来が待っています(動物たちの方に)

なので、北海道の素晴らしい大自然を守るために、ツーリング中に可愛い野生動物を見かけたら、優しい眼差しで見守ってあげましょう(見てるだけで十分癒されます)

本当に可愛いですよ、北海道の野生動物最高です!

オホーツクとっかりセンター

ポイント10:北海道ツーリングはとにかく全力で楽しむべし(最重要)

もう、今回の記事は最終的にこれが言いたかっただけの記事です(笑)

とにかく北海道は、バイクで旅をするという行為が最高に楽しめる場所です!これは僕が自信を持って断言します!

もちろん、自信があるので仮につまらなかった場合はクレームも承らせて頂きます(ただし、僕のブログで紹介してるスポットに全部行ってる!という条件での話です)

バイクに乗ってて北海道に行かないとか、、、まじでIKKOさんばりに「どんだけぇぇ〜!!」って僕が本気でツッコミを入れさせて頂きたい気分です。

宗谷丘陵
バイクに乗ってて北海道に行かないとか「どんだけぇ」

信号が少ない広くて景色が最高な道、魅力的なキャンプ場の数々、安くて美味いご飯に種類豊富な温泉、そしてプリチーな野生動物たち、、、どこでもライダー歓迎ムード!

まさに、バイク乗りの聖地「ライダーズパラダイス」が確かに北の大地に存在しています!

広がる大自然が北海道の魅力
沖縄か!と突っ込みたくなる海もあります

今回紹介した北海道を旅するコツや、気をつけるべきポイントは、ちょっと現地を走ればすぐに慣れますし、仮に失敗してもそれもまた思い出です(爽やか系きらり)

それでは、今年の夏も沢山のライダーが、北の大地で自由を満喫出来ますように!と心から願って、今回の記事を締めたいと思います。

では、今年も北の大地でお会いしましょう、アディオース!

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